山に行けないbossのブログ!

Yet Another JUGEM.
真珠の耳飾の少女
「深読みフェルメール」という新書を読みました。


朽木ゆり子×福岡伸一 全点踏破のお2人の対談 朝日新書 


詠み終わった次の日は東京都美術館での最終日だと気がつきました。

翌日、早速空港へはしり、キャンセル待ちをして、搭乗券を手に入れました。





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| 書籍 | 12:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
随分とご無沙汰しておりました・・・
久しぶりの更新です。
最近は友人が経営するNPOを手伝っていて、結構忙しいのですよ。

それでも月一回の通院を続けております。このところ血球数は健康な方の半分程度で微増中。
問題となる症状は無いので、鉄分除去剤のみの処方です。
初発から丸六年が経過して、再発の様子も無く過ごしております。感謝。

先週は阿寒湖の傍らにある白湯山(はくとうざん 950m)に登ってきました。
天候は優れず小雨でしたが、体力の回復を感じさせる山行でした。
頂上が雲の中だったので、途中までで今回のゴールとしましたが満足しました
これも元の会社の山の会のメンバーにサポートしていただいて実現した次第です。


中腹から阿寒湖を望む


またその次の週末には東京は早稲田で、敬愛する谷篤さんと敬愛する揚原さんのコンサートにも参加(会場で聞き惚れているだけですが)してきました。

地元では見ないBechstein


以前地元で佐藤優さんの講演を聴いた事があった。佐藤さんと竹中さんの対談を出版した本とのこと、書店で目に付いたので読んでみた。佐藤さんの目から見た竹中さんという人が、少し分かったような気がした。
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| 書籍 | 12:50 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
小説のような会話を聞きながら
先週の週末に、札幌の友人と、就職支援の会社と、実家に行っていました。
あたたかく迎えていただける友人は、今更ながらよいものであります。

今回は峠の道路状況が心配なので、JRで移動しました。といっても復路のみです。
往路は出発日の前日に強風でダイヤが乱れ、その余波で上りも下りも特急オホーツクは運休していたのです。
暢気に出発時刻の10分前にタクシーで駅へ行くと全便運休の張り紙がありました。特別に代替手段も示されていなかったため、往路分のチケットを払い戻してもらい近くのバスセンターへ参りました。案の定、切り替えたお客が何人も詰め掛けており、既に都市間バスに空席はありませんでした。あきらめて日程の再調整をと考えましたが、それも億劫なのでキャンセル待ちを依頼して待つこと5分、先行するキャンセル待ちのお客が申し出ない様子で、運良く私に席が回ってきたのです。

そんな復路はたっぷり余裕を持ってJR札幌駅へまいりました。
時間が有るときには必ず立ち寄る書店でぶらぶらし、まだ出発時刻まで時間があるので、久しぶりに小説コーナーの新刊本を眺めて楽しんでおりました。何年ぶりか、もう随分小説を読んでいなかったので数冊手に取り、西通り改札付近の宮腰珈琲で暇つぶしです。


* * *

宮越珈琲のフロアの奥に細長いスペースがあり、静かに読書ができます。ごつい木製の椅子とテーブルで雰囲気は良いのですが、長時間据わっていると尾てい骨がいたいのです。時々姿勢を正して集中します(笑)。

隣の席が空くと、次には20代のショートパンツで豹柄のショートブーツに真っ赤なベレー帽の女の子が座った。店員とのやり取りから誰かと待ち合わせをしている様子だと分かった。しきりに携帯のメールでやり取りしていた。どんな相手が来るのかと、無関心を装い件の小説に集中して読み進めた。何ページか読み進むうちに待ち合わせの彼がやってきた。現れたのは30代後半か40前半と思しきサラリーマン風の小柄の男である。土曜日の昼真っから怪しき二人。
聞き耳を立てるわけでもなく、隣の席なので聞こえてきた会話から、彼は観光業界の営業で札幌と層雲峡にあるホテルの営業のようだ。そしてその彼が赤いベレー帽の女にいろいろと質問をするので、そのやり取りから彼女のプロフィールが見えてきた。
中国は広州から来た留学生で北海道大学の2年生だという。日本語検定二級で日本に憧れを持った女子大生とのことだ。卒業したら翻訳業か通訳業をしたいと夢をかたっている。北大を選んだ理由の一つに雪を見たかったとも、だが二度目の冬を乗り越えた彼女は、想像以上の寒さを楽しんでいるようでさえあった。
アラフォーの営業マンは、台湾からの団体客が多く自らサポートするために、中国語会話を赤いベレー帽の彼女に個人レッスンの依頼をし、その初対面であったようだ。暫く互いに情報交換をしていて、気がつくと発音の練習?が始まりまった。赤いベレー帽の彼女がアラフォーの営業マンの発音をチェックしている。どの程度の能力かを測っている様でもある。


小池 昌代
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2012-03-01

厩橋を毎日渡っていた私には当時を思いだす切欠となった。窓から見える隅田川や毎月のように催される浅草界隈のお祭りやイベント、何気ない状況描写を懐かしく思った。 マンションの屋上から見る花火は、浴衣の彼女とともに忘れえぬ一こまである。気になったというか、引っかかった記述はリベットの頭である。あれは半円ではなく半球ではないのか・・・
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| 書籍 | 13:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
やっぱりなあ
病気になって、病気そのもののこと、医療体制のこと、医学のことを少し学びました。
今まで生きてきて、身体のことやその使い方を改めて知ることになりました。

また、それは普通のことかもしれませんが、自らの脳や心をどのように扱うべきか、知らずに生きてきたことに愕然とするのです。
人それぞれ、そんなことを知らずとも、生きながらえることはできるのでしょうが・・・
この書籍はそのような普通の人のための指南書だと思います。



茂木 健一郎
PHP研究所
発売日:2012-02-16

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| 書籍 | 13:23 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
進化の存在証明
ようやく読み終えました。
最初に手にしたのはいつのことだったか・・・
行きつ戻りつしながら先ほど読み終えました。

おもえば、高校生のときに生物の教師から頂いた「種の起源」のコピーを読んでから40年・・・
ダーウィンの偉大さを、より明確に知ることができました。

興味のある方は是非ご一読を。

リチャード・ドーキンス,Richard Dawkins
早川書房
発売日:2009-11-20

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| 書籍 | 11:46 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
The Art of Choosing
久々に記事を書きます。

日本語版は2010年1月に初版が出ているようですが、昨年の12月に入手しました。
”The Art of Choosing” Sheena Iyenger
「選択の科学」 シーナ・アイエンガー著 読みおわりました。

ん〜、「選択」についてこれほど広範にかつ深く、また多くの視点で探求し、まとめられた著書に初めてお目にかかりました。
年末に入手してからお屠蘇気分で読み進めておりましたが・・・自分としては、なかなか良いと感じており、いろいろと刺激されます。
他に読まねばならぬ書があるのですが、割り込みで読みました。



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| 書籍 | 20:56 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
うーん、なるほど
久しぶりに彼の本を読んでみました。
なんか少し丸くなったかなという印象です。まあ新書だしなぁ・・・

しかし内容はご本人が見聞きしたエピソードもあり、なるほどなあと思いました。

この国難を乗り切るための知恵が示されています。




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| 書籍 | 14:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
僕たちは美しく生きていけるのだろうか。
先月、近くの生協マーケットに食品を仕入れに行き、ついでに平積みだったこの本を買った。
茂木氏の最近のTwitterで新聞二紙に掲載された書評を紹介していた。ご本人もNYのデモについて「アンチじゃなくて、オルタナティヴなんだったら・・・」とtwittしていた。
ロックは、何かに反対する「アンチ」ではない。別の生き方を提示する「オルターナティヴ」である。「アンチ」は、しばしば、生きることそのものを止めてしまう。一方、「オルターナティヴ」は、生きることを止めない。なぜならば、「オルターナティヴ」は、それ自体が、生きることそのものだからだ。144p
わたしもこの箇所の記述が気に入っている。

50代も半ばを過ぎ、見た目においては決して美しいとは言いがたいこの私にも、美しく生きることが出来るのだろうか。と問うてみる。
山では森林限界を越えて登っていくと美しい花畑がある。美しい花は美しい。がしかし、
本当なのだろうか、と考える。
今ここに咲いている、その花をみて美しいと感じるのではないのか。
今そこに居る、君が美しい、のだなあ。
と感じるわたしの心の中に”美しい”があるのだ。
だから、今ここに咲いてはいない、あのときのあれを美しいと感じた、わたしの心の中にあった確信が”美しさ”を支えているのだろうなぁ。




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| 書籍 | 13:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
クロ−ド・アレグレ
先日、懇意にしている友人から書籍が届きました。
前回の「科学! 21世紀の挑戦 歴史から未来へ」につづきクロード・アレグレの著書です。
今年の夏休みの宿題にこのどちらかをお読みになられたらよろしいかとおもいます。
小中学生はきょう紹介した本を。
高校生は上の「科学! 21世紀の挑戦 歴史から未来へ」を。
もちろん大人も。
電力会社も。
国会議員も。
菅直人さんも。
菅さんには、いずれも3回以上お読みいただき、感想文を書いて欲しい。

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良書のご紹介
「科学! 21世紀の挑戦 歴史から未来へ」
       クロード・アレグレ著 中村栄三監訳 林昌宏訳 NTT出版
縁あってたまに連絡を取り合っている友人のご主人(監訳をされた方)からいただきました。
強く、大きな刺激を受けました。
クロード・アレグレの科学に対する愛の深さ、感動的です。
日本に居ながらにしてこの著者の見識の広さ、市井の読者でも分かりやすく著された書籍に接することができて嬉しく思います。
もちろん監訳者、訳者の翻訳力あればこそと感じます。

21世紀を生きるための、おおきな視座をいただいたように感じます。
積み重ねられた歴史を、振り返り、問いかけられた21世紀の課題を自分なりに良く考えなければならないと思いました。
これは人として生き往くもののおおきな宿題です。


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