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日本列島に証明医療が定着しないわけ

先日、膵癌を患っている義理の母の病状と今後の医療計画に関して担当医師と話し合いをした。その医師は腫瘍内科と称していたが、「臓器癌に抗がん剤は有効な治療とは認識していません」と持論(浅薄ではあるがLEE先生はじめ幾つかの論文や情報により学習した結果)を述べたところ、彼の表情は明らかに不機嫌そうに変わりました。それでも義母の不要な延命措置は拒否するという望みをかなえるべく、計画を合意できました。既に義母の体力や状態を考えると、彼が考える有効な薬剤の量を投与できないということで、結果として積極治療をしないという共通の結論をみたということです。

ひさしぶりにLEE先生のblogエントリーを参照します。
ここ
このblog頻繁に記事そのものが更新されるので、念のため冒頭部分を勝手に引用しておきます。
2005年、英国の超一流内科誌に「日本の証明医療」(Evidence-based medicine in Japan)という記事*が掲載された。何故、日本に証明医療が定着しないのかという内容で、‘本の医師は、データより経験を重視する。医局構造、先輩医師への従属を挙げていた。
 僕に言わせれば、他にも次の理由が挙げられる。ほとんどの日本人医師は、欧米の一流医学誌(英語)を読まない・読めない(私事だが、医師一年目に国内誌で騙されて以来、日本語雑誌は読まない)。す馥盂慍顱4流以下)や国際学会(3流)、また製薬会社主催の研究会に出席して、勉強した気になり、所詮耳学問であること、そして洗脳されていることに気づかない。グ緡填罰Δ糧鳳匹鯡榲とした、権威者、製薬会社、そして行政の情報操作を見抜けないマスメディア。Д縫三絣悄粉訴薬など)と科学的データに裏付けられた医療を区別できない医者と患者。そして保険医療制度、無駄な検査や治療を行わないと儲からない仕組み。  ・・・・(以下省略)


いよいよ総選挙ですが、医療や介護に当てる予算が少ないとの議論もあるようですが、そもそも現在使われている医療費の中身を見直す必要があるのだろうと考えますがいかがでしょうか。
生き延びることが国民の権利だとしたら、そのために身体のこと病気のこと治療のこと検査のこと・・・国民(自分を含めて)はもう少し学んだ方が良いかもしれません。そうすることによってより効率の良い予算執行が可能と考えます。
「医療費が少ないとか、増やすとか」「財源を確保するとか・・・」という政策の裏が想像できます。思い過ごしだとしても、これから数十年は人口も減り税収も大きく増えることが期待できないと思うのです。またこれからの二十年間の推計によると明治期のレベルまで激減することを予想している人口推計もあるようです。そうなると医療支出も激減するはずです。
| 闘病・医療 | 12:42 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
 同業者として、お恥ずかしい。近藤誠氏が乳癌の拡大手術を日本列島から根絶したように、患者さんも少し勉強され、医者を選ぶようにし、Bossさんのように発信されるのが重要だと思います。
 引用していただいた文、番号が飛んでいたので、訂正しました(アΑ法
 骨髄抑制の方はいかがですか?
| LEE | 2009/07/25 10:20 AM |
LEE先生、こんにちは。
骨髄抑制はなかなか容易に回復しないようです。最近、腎臓由来の例のお薬を処方していただいておりますが、もともと造血能が弱いためか、期待する効果が現れません。
ご紹介いただきましたワインですが、早速試しました。この値段ですから全体的に不満は無いのですが、私の現状の味覚では苦味が強く感じられました。温度を変えてみたり、一緒に食する肴を変えてみたりして、実験してみます(笑)。お店の対応はばっちりだったので、近くに着たら立ち寄れとおっしゃってくださったので、他のワインも試してみます。
| boss | 2009/07/25 12:26 PM |
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