2011.08.08 Monday
クロ−ド・アレグレ
先日、懇意にしている友人から書籍が届きました。
前回の「科学! 21世紀の挑戦 歴史から未来へ」につづきクロード・アレグレの著書です。
今年の夏休みの宿題にこのどちらかをお読みになられたらよろしいかとおもいます。
小中学生はきょう紹介した本を。
高校生は上の「科学! 21世紀の挑戦 歴史から未来へ」を。
もちろん大人も。
電力会社も。
国会議員も。
菅直人さんも。
菅さんには、いずれも3回以上お読みいただき、感想文を書いて欲しい。
前回の「科学! 21世紀の挑戦 歴史から未来へ」につづきクロード・アレグレの著書です。
今年の夏休みの宿題にこのどちらかをお読みになられたらよろしいかとおもいます。
小中学生はきょう紹介した本を。
高校生は上の「科学! 21世紀の挑戦 歴史から未来へ」を。
もちろん大人も。
電力会社も。
国会議員も。
菅直人さんも。
菅さんには、いずれも3回以上お読みいただき、感想文を書いて欲しい。
JUGEMテーマ:読書
この書籍を読んで感じた事の一つは以下のことです。なんとなくもやもやしていた問題が、腑に落ちました。また同時に解決策にも気付かされました。
126p中ほどから引用
電力会社の社長さん、このクロード・アレグレ氏の指摘にそって考えると、最も安全な保管場所は、あなたの寝室のベッドの下でしょうね。
心配ならいつでも引き出して確認できますから。
安全である、安全に責任を持つということは、そういうことなのでしょうね。
どこかのTVコマーシャル放送では、安定な地層深くに完全に密閉した状態で長期間保存す ので安全だ!というくだりがあったように記憶しています。
日本国内の地下深くに安定な地層などという場所があるのか?
という疑問はありましたが、なるほど「もう見たくないから埋めてしまおう」ということだったのですね。
2011年8月8日追記
126p中ほどから引用
なぜならば、物理学的にも無駄であるからです。たとえば、ある放射性同位体が1グラムあり、 これが放出する放射線は、地中1メートルの厚みで遮蔽できるとしましょう。 仮に、これが1キログラム、あるいは10キログラムあったとしても、遮蔽するために必要な 地中の厚みは、やはり1メートルです。地中1000メートルあるいは1万メートルであって も関係ないのです。放射線量が増えたからといって、放射線の透過する距離が長くなることは ありません。
中略
地中深くに埋めるという発想のおもな根拠は、もう見たくないから埋めてしまおうというこ とです。これは危険を直視して制御しようとすることの拒否であり、わたしはこれを無責任な 態度だと考えます。
後略
電力会社の社長さん、このクロード・アレグレ氏の指摘にそって考えると、最も安全な保管場所は、あなたの寝室のベッドの下でしょうね。
心配ならいつでも引き出して確認できますから。
安全である、安全に責任を持つということは、そういうことなのでしょうね。
どこかのTVコマーシャル放送では、安定な地層深くに完全に密閉した状態で長期間保存す ので安全だ!というくだりがあったように記憶しています。
日本国内の地下深くに安定な地層などという場所があるのか?
という疑問はありましたが、なるほど「もう見たくないから埋めてしまおう」ということだったのですね。
2011年8月8日追記