山に行けないbossのブログ!

Yet Another JUGEM.
日本に特有のがん治療
身近な人が「がん」に蝕まれている、という知らせがたまに聞こえてきます。

「がん」になる前に読んでおくべき論文があります。もし身近な人が「がん」になったら、面と向かってお話しすることが容易ではないと感じています。「早期発見、早期治療」なんて疑問に満ちたお題目を唱えるのではなく、最も確からしいところを良く学んでおくべきと考えます。日本でも公開(ネットで検索して探し出し、読むことができる)されている論文です。殆ど話題になりません。英語が苦手な私でも、LEE先生が翻訳された記事によって読むことができます。
Progression in Cancer Care: The Hope, the Hype, and the Gap Between Reality and Perception
Saltz L.B. J of Clinical Oncology 26:5020 2008 LEE先生の解説付翻訳はここ

私は科学(医学)原理主義ではありませんが、日本でおこなわれている医療に大きな疑問が沸き起こります。多くのがん治療経験者のblogや著書の内容にも疑問があるところです。
癌、とりわけ進行性の強い、転移する力の強い固形癌はいつから「治る」ようになったのでしょうか・・・復帰した人々は確かに、頑張ったはずです。であるから生還した、と著書も書き、blogも更新することができます。でも、これらを読み、何とかなると思い看病をされたご家族はざぞや力を落とされていることでしょう。生還した人たちは、命を取られる「がん」ではなかった可能性があると感じています。その人たち(を騙した医師)の言葉を鵜呑みにして、苦しい治療の末に寿命を全うされた人の無念さ、残されたご家族のショックはいかばかりか。



そもそも難しい医療用語を簡単に表現することで、正しい理解が不可能になります。
例えば「寛解」これが分かりにくいということで「治る」「完治」などと読み替えると重要なことが欠落します。
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| 闘病・医療 | 12:01 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
第31回造血細胞移植学会全国総会
第31回造血細胞移植学会全国総会が札幌で開催されました。
骨髄バンクによる一万件の骨髄移植実績と臍帯血移植の五千件の実績を記念して、市民公開講座が併設されました。その患者の立場から移植にまつわる心情を述べる機会をいただきました。



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| 闘病・医療 | 21:18 | comments(7) | trackbacks(0) | pookmark |
そうだそうだ
まったくそのとおりだなぁと思い、ついつい書いてしまいました。

医者の領分と患者の領分があって、その患者(家族を含む)の領分についての要求事項を簡潔に解説してくださっていると思います。
君に伝えたい事があるんだ

このblogのオウナーさんは書き直すとおっしゃっているが・・・

インフォームド・コンセントに限らず、日々の闘病に必要な最低限の知識は、患者側にも必要です。それが積極的な治療ができない場合にこそ重要です。お医者にまかせっきりではいかんのです。と思います。

| 闘病・医療 | 00:13 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
ありがとうございました
2006年5月に発病して2年8ヶ月が経過しました。
多くの方々のご支援と、励ましにより、2008年も終わろうとしています。
お蔭様で再再発の後、寛解を維持しております。先週のマルク(骨髄穿刺)の結果、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応、polymerase chain reaction)を利用した検査項目においても陰性(問題のある細胞が検出されない状態)であるとのご担当医からのお話しでした。
近々に脊髄液を検査することになりますが、これもクリアできていると大変嬉しいことです。

本日の当地は、気温が比較的高く(摂氏2度前後)霙(みぞれ)交じりの吹雪き模様でしたが、現在のところ風が治まりましたので、明日は晴れるかもしれません。

画像は本日のものではありませんが、当地はこのような感じの冬景色です。
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| 闘病・医療 | 23:53 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
あらら
骨髄移植に必要な国内シェア9割という、米バクスター社の器材が手に入らなくなるらしい。

新聞記事

| 闘病・医療 | 19:11 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
輸血による慢性鉄過剰症
定例の外来診療を受けてきました。

末梢血を採血して、血球数を含む数十項目の値を確認していただきます。
大まかな骨髄の造血機能の回復度合い(現状はまだまだです)や肝機能、腎機能なども間接的に把握することができるようです。

骨髄抑制がいまだに改善してこないので、血小板と赤血球を輸血により補給し、白血球は造血を誘導する薬剤を注射します。ほぼ一日をかけて治療がおこなわれます。
長い間の輸血採血により血管が結構痛んでいます。
この日は、右腕の5箇所の外に左腕に1箇所・・・
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| 闘病・医療 | 00:18 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
Lanset情報
当blogでもおなじみのLEE先生のblogでLancetの情報が紹介されました。

「・・・ヒト胎生幹細胞から大量の赤血球産生に成功!・・・」とのことです。これが臨床に適用されるようになれば、望まないウィルス感染を避けることができたり、必要なときに必要なだけ輸血ができるようになるのでしょうね。次は血小板をお願いしたいです。
血小板は結構お高いですし輸血するとアレルギー反応が起こることも多いのです。
画像はサンゴ草(学名:アッケシソウ)です。
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| 闘病・医療 | 00:11 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
考える人、退院
秋晴れの清々しさの中、9月10日に退院することになりました。

骨髄抑制が残っており、血球数が極端に少ない時には輸血をしてもらいます。その都合でしばらくの間外来通院して、状況を観察することになりました。
でも、退院は退院です。いろいろとご心配、励まし頂いた皆様へは感謝の気持ちでいっぱいです。特に、どこのどなたかは存じませんが(ルールですから)骨髄をくださってさらにリンパ球も分け与えてくださったドナーの方には、「特別なありがとうございます」を申し上げます。
死を受け入れると同時に生をその全体において抱きしめる。そこには、もはや個別化の原理は存在しない。変化は避けることができない。個体にとって、死はやがては必ず訪れる。しかし、この世の中に満ちている「偶有性」を正面から見据え、それを受け入れることで、私たちは「何も死ぬことはない。万物は、ただ変化する。」という達観の境地に至る。
 もちろん、人生がそれで終わってしまうわけではない。本当の「あがき」は、達観したその瞬間から始まる。万物は流転する。私たちはぐるりと大きく回って、出発点へと戻るだけである。
これは「考える人」2008年春号新潮社を茂木健一郎本人が自身の連載の一部を氏のblogに引用した部分である。引用雑誌 考える人

村長も喜んでおります。
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| 闘病・医療 | 21:01 | comments(14) | trackbacks(0) | pookmark |
14日経過
リンパ球輸注をして14日を経過しました。
今のところ顕著な反応は見当たりませんが・・・眼の痒みはGVHDっぽいです。ひょっとするとシェーグレン症候群なのか涙や唾液が出にくくなっているうようです。
反応の強さは個別的であり予測不可能なようですが、十日から二週間ほど遅れて反応する例があるとお医者は教えてくれます。
あまりひどい反応があると免疫抑制剤を使うことになるようですが、何も反応が無いのはGVL(移植片対白血病細胞反応:Graft Versus Leukemia)効果も期待できないので困りものですが。
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| 闘病・医療 | 11:36 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
栄養科
比較的規模が大きいせいなのか、この病院では栄養科の栄養士さんが患者一人一人の嗜好傾向などをヒアリングしてくれる。
治療の副作用で食が減退すると、また相談に乗ってくださるのだそうです。

でもね「貴方は何が好きですか」なんて質問は、もうやめにしませんか。
JR札幌駅とJRタワー
(JRタワー:下層階がショッピングモールとオフィス、上層階はホテル)
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| 闘病・医療 | 11:00 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
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